Kemper-remoteはPERFORMモードで主に使用することを目的に作られています。
PERFORMモードについてはコチラで詳しく解説しています。
ではKemper remoteの解説をしていきたいと思います。
まず接続はLANケーブルで接続します。remoteに付属でLANケーブルも付いていますし、市販のLANケーブルでも使用可能です。
TUNING
TUNERのスイッチを踏むとチューニングモードになります。
本体側でチューニング時に音をミュートする設定にしていれば、remoteのTUNERスイッチを踏むだけで音を出さずにチューニングができるので、本体のモードノブでTUNERモードに変更しなくてもよくなります。
本体と同じLEDランプやモニター画面でチューニングできるのでライブ中でもKemper本体の所まで行かずにチューニングできるのはかなり便利ではないでしょうか。
PERFORMモードでの使用方法
PERFORMモードでは最大で5個のリグをひとまとめにしているスロットを使用していきますが、remoteでその5つのスロットの切り替えができます。
PERFORMのナンバーの変更は上下のスイッチを踏んでから1~5のスイッチのどれかを踏めば変わります。
内臓エフェクターを個別に切り替えていく
STOMPS部分とEFFECTS部分のエフェクターの切り替えもremoteで行うことができます。
4つあるスイッチにそれぞれ設定していきます。
設定はとても簡単です。
①4つのうち設定したい箇所のスイッチを押したままの状態で、
②切り替えたいエフェクターのボタンを押す。
1つのスイッチにいくつものエフェクターの切り替えが可能ですので、例えばディストーションとイコライザーを同時にON、OFFすることも1回の動作でできますし、入れ違いに設定していればディストーションを切ると同時にディレイを入れるといった動作も1回の動作でできていまします。
組み合わせ次第で大変便利に使用できると思います。
値段が結構するのがremoteの唯一の欠点だと思いますが、高い値段を払ってでも購入する価値はあると思いますよ。